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シルクロード雑学大学(歴史探検隊)

わたしの夢、バムの未来
2003年の地震で孤児となった子どもたちが描いた将来


『ツール・ド・シルクロード20年計画』第11次遠征(2004年8月)では、「2003年12月26日、イランのバムで大きな地震が発生し、6000人以上の子どもたちが孤児となった」とのニュースを聞き、子供たちの暮らしている孤児院を訪問しました。

バムは、ケルマン州にあります。6000人もの子どもたちが暮らせる孤児院は、バムにはありません。

子どもたちは、ふるさとを離れて、ケルマン州の各地にある孤児院で暮らすことになりました。

わたしたちが訪問したのは、ケルマン市の市街地にある孤児院です。27人のこどもたちが暮らしていました。

子供たちに文房具と義捐金を届けて、「将来の夢、バムの未来」を絵に描いて欲しいと頼んで、帰国しました。

2005年2月、子供たちの絵が届きました。
2回の展示会、杉並区立高井戸第2小学校でも子供たちの絵を、多くの人に見てもらうことができました。

子供たちの心には、まだまだ大きな傷となって、地震の記憶が残っていることがわかります。

「消えない記憶」を、もっと多くの方に見て欲しいと願い、ホームページで紹介します。

「ツール・ド・シルクロード20年計画」第12次遠征(2005年5月)では、絵の展示会の際に寄せられた募金で、テヘランでペルシャ語の絵本を450冊購入し、ケルマンの孤児院、バムの図書館に届けました。これからも、子供たちに絵本を届けます。ご協力、ご支援をお願いします。

「砂の中の8月 イラン被災地からの手紙」(神戸新聞)は現地の状況を詳細に伝えております。
併せてお読み下さい。

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