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『シルクロードを自転車で旅する』


自転車を購入する際の選び方 〜 『シルクロードを駆ける』まで
写真解説多数

著者:吉川達也(シルクロード雑学大学放浪学科初等科)


  長澤学長の依頼によりエスタブリッシュ、終職、ハッピーリタイア、で自転車に挑戦する方に自転車のイロハをまとめてみました。

  20年近く放浪の手段として自転車に乗っています。

  海外輪行(自転車をパッキングして運ぶこと)も何度か経験してます。あくまで放浪目的で、自転車オタクではありませんので独断と偏見だらけです。これを基に皆さんの情報を追加し、訂正していけたらと思います。

  あくまで参考情報で責任は持てません。自己責任です。

  なおタイミングよく

中公新書 自転車入門
河村健吉著 \780

が出版されました。大変よくできた入門書です。この本を先ず読むことをお勧めいたします。

  以下は補足情報だと思い活用ください。


目次
1.シルクロードを走る自転車の選び方
     自転車を買う際に同時購入した方がいい物を列記します
2.自転車に乗る
3.輪行のしかた。自分で自転車を運ぶ場合。(写真解説多数
     つぎに自転車を逆さにしましょう。
     さて目的地に着いたら。
4.輪行の仕方。自転車を運送会社に預ける、飛行機に乗せる場合。


1.シルクロードを走る自転車の選び方

自転車の種類
ママチャリ、デンチャリは別にして
ロードバイク・・・舗装道路を高速で走る
マウンテンバイク=MTB・・・未舗装道路、山道を走る
クロスバイク・・・ロードバイクとMTBの相の子
その他、ランドナー、トレッキングバイク・・・などありますが。

走るところがダート(石,砂だらけの未舗装道路)か、舗装道路か、で自転車を選びます。
2007年に行った、チベット、キルギスはダートが多くMTBが最適というかMTBじゃないと駄目。
一方、敦煌はロードバイクが最適でした。

自転車を複数台持てる人は別にしてとりあえず一台を何にしたらいいのか。
MTBを買い、行く場所によりタイヤを変えるのがお勧めです。

MTBはダートを走るための自転車ですからグリップのいいブロックパターンのタイヤを履いてます。
このタイヤで舗装道路を走ると抵抗が大きくスピードが出ません。音もうるさいし、疲れます。
MTB用に舗装道路を快適に走れるタイヤが用意されてます。スリックタイヤという商品です。

去年のツァーではMTBで参加しました。
チベット、キルギスはブロックパターンのタイヤで、敦煌はスリックタイヤに履き替えました。
行く前に道路事情を聞いてタイヤを選びました。

さてMTBを買うとしても一万円台のMTB風の自転車から軽自動車が変えるぐらいの高額な自転車があります。どれを選んだらいいのでしょうか。
定価が五万円以上ならまあまあ、八万円なら間違いないかと思います。

MTBは色々の場面を想定しサスペンションとブレーキが選べます。
サスペンションは、付いていない(現在はほとんど無し)、前だけサスペンション(ハードテイル)、前後サスペンション(ソフトテール、グリップがいい)の3種があります。
ブレーキはVブレーキ、ディスクブレーキ(雨、ぬかるみに強い)が選択できます。
最近はファッションで安いMTBでもソフトテール、ディスクブレーキになってきています。

サスペンションにもばね、空気(エアー)、油圧が、ディスクブレーキにも機械式、油圧があります。
真偽の程は知りませんが油圧は気圧が低いところ(標高が高くなると)では油漏れが起きる。
エアーサスペンションは空気圧の調整が標高と、空気漏れにより定期的保守が必要になります。

シルクロードに行くにはMTBを飛行機で運んで(輪行)もらうので色々のトラブルを想定し簡単に自分で直せる必要があります。シンプルイズベストです。
ハードテイル(前だけサスペンション)、Vブレーキがお勧めです。
予算が許す範囲でより重さが軽い自転車がお勧めです。


自転車にはサイズがあります。体にあったサイズを店員に相談して買ってください。
大きいサイズでフィットするより小さいサイズでフィットさせたほうがとりましがいいと思います。
納車の時にサドルの高さ、位置、角度を調整してもらいましょう。

最近は高額商品は別にしてほとんどの商品は台湾メーカーのOEMです。
値段の差は使用部品のグレードによります。
一年ごとに新車が出ますが前年モデルだと安く買えることがあります。
今乗っているMTBはTREKの2006年モデルで84000円の定価のものを48000円で手に入れました。

MTBと一緒に運搬用の輪行袋を買いましょう。オーストリッチのMTB用の物がお勧めです。15000円ぐらいです。輪行の仕方を店員から教わってください。

自宅近くに専門店があればそこで買うのがお勧めです。フィッテング、メインテナンスなど相談に乗ってもらえます。


自転車を買う際に同時購入した方がいい物を列記します。

先ず
ヘルメット、車から守るために派手なやつ。サイズがありますので店員に選んでもらって下さい。
競技をする訳でないので1万円程度のもので充分です。

サイクルパンツ、お尻を守るのに必須です。インナーパンツです。\3000位です。2枚位買いましょう。
このパンツは直に穿きます。穿く前に痛くなりそうなところにオロナイン軟膏を塗るといいようです。
でもお尻が痛くなるのはサドルの高さと角度が体にあってないのが原因です。
こまめに調整してみて下さい。うまくフィットするとサイクルパンツも要らなくなります。
慣れもあるかも。尻に自転車タコが出来る。

ボトルゲージ、水筒を自転車につけるもの。
自転車用のボトル、ペットボトル用、兼用の物があります。 \1000程度です。ボトルも同じくらい。

サイクルコンピュータ、速度、走った距離、平均速度などを教えてくれるメーターです。
センサーとメーターが有線か無線かがあります。

有線は線が邪魔で輪行時に断線、無線は他から電波を受けて狂う時があるなど一長一短です。
ペダルの回転数(ケーデンス)を計測してくれるのもありますが競技のトレーニングではなく、旅に使うには必要ないと思います。\7000程度です。

初期設定が必要なので自転車と一緒に買って取り付けて貰いましょう。
これが付いていると輪行の際に前輪の取り付けが楽になります。

タイヤチューブ、買った自転車に合うものを。パンクした時に交換します。
パンク修理は帰ってから。心配なら2本。\1000以下です。
中公新書の自転車入門にはMTBは米式バルブとありますが日本ではほとんど仏式バルブです。バルブを確認して買いましょう。

フロワータイプの空気圧メーター付きの空気入れ。個人使用なので安いので充分です。
パナレーサーのが\2000以下で買えます。専門店では安いのでほとんど置いてありません。

専門店で買うと\5000以上の物を買わされます。近くのDIYか東急ハンズで売ってます。

自転車でタイヤの空気圧の管理はとっても重要です。パンクのほとんどが空気圧不足です。
適正空気圧で快適に走れるようになっています。適正空気圧はタイヤの側面に表示してあります。
自転車を買った時に店員に表示場所(写真:A-1)を教えて貰って下さい。

舗装、ダート、自己の体重で適正空気圧は変わります。
表示の範囲で調整しましょう。お尻の痛さにも関係します。

その他、
パンク修理道具、工具、携帯空気入れ、ライト、ウエアー、バッグなどがありますがまあ自転車に慣れたら、周りの意見を聞いて揃えましょう。
いろいろそろえると、自転車より高いですよ。ほとんど定価販売です。
これと決まった商品なら
インターネット通販が安いです。
専門店で相談して、買うのはインターネットをお勧めです。
CBあさひ、たきざわ、を利用してます。YAHOOで自転車に追加して(自転車 CBあさひ、またはたきざわ)検索するとホームページが出てきます。
あさひはホームページのカタログが充実、たきざわはカタログを請求して下さい。
たきざわはあさひより若干高め、ロードよりですが時々セールが魅力です。
パンク修理道具、工具は100円ショップでいいですよ。


2.自転車に乗る

服装
サイクルパンツを直に穿く。その上にズボンを穿きますがすそがペダルのギアーに挟まれないようにします。自転車ようのズボンが売ってます。高いですよ。

半ズボン、3クオーターパンツ、季節によってソックス、タイツを穿きます。
ちょっと乗りの時には
ズボンクリップという商品があります。すそを固定するベルクロです。100円ショップの自転車用品売り場で売ってます。
それも買うのが出来ないほど貧しい年金生活者は、靴下をズボンのすそにかぶせます。

自転車用の服装が理想ですが年金生活者にとっては高いのと年の割りに派手で躊躇してしまいます。
でも普段着は駄目です。自転車に乗るのは運動ですからそれなりの服装を。汗をかきます。
吸汗速干の物が出ていますがお勧めです。スポーツメーカーの商品を選べば高いけど問題ない。
これも自分に合うかどうかです。

手袋。MTBは手で体重の三分の一を支えるといいます。それと転倒などから守るためにサイクルグローブは必須です。¥3000位からあります。冬用はもっと高いですが。

ヘルメットも必須です。事故にあった時のダメージから身を守るためです。
ちょいのりだからとヘルメットをかぶらない、これが一番危険です。

バンダナをしてその上からヘルメットをかぶるといいですよ。
アンダーヘルメットという商品も売ってます。
スポーツ店で買うより作業服専門店(ワークマンなど)でいいのが買えますよ。

自転車にまたがる前に
ブレーキが効くかチェックしましょう。
また
空気圧のチェックも重要です。空気は自然に抜けていきます。

自転車にまたがります。サドルとハンドルの間にまたがりましょう。
右のペダルが前になる位置でクランクを水平にしましょう。
右のペダルに足をのせ漕ぎ出しましょう。その後サドルにお尻を。止まるときは逆です。

ペダルに立ち、サドルとハンドルの間にお尻を移しブレーキをかけ止まる寸前に足を地に着けましょう。
けしてサドルにこしかけたまま止まらないでください。こけます。事故を起こしますよ。

ブレーキは後ろのブレーキを使いましょう。それでも止まらないとき前ブレーキを併用しましょう。
前ブレーキだけで止まろうとすると体が放り出されます。

ギアは前は3枚ありますが真ん中を使いましょう。速度調整は後ろのギアでしてください。
足の回転が一定、足へ負荷が一定になるようギアを選んでください。
前の内側のギアは急な坂道のときに使います。
外側のギアは自転車になれもう少しスピードを上げたい時に使います。
ギアのチェンジは走ってるときに。
止まる手前から後ろのギアを大きくし、走り出したら小さくすると疲れません。

まえに上り坂があるときは坂の手前で速度を増し惰性を利用しましょう。
特に上り下りが続く場合には下りで漕ぎ速度をつけて上ること。

姿勢ですが前かがみになるのではじめは地面を見てしまいますがこれもこける原因です。
なるべく首をあげ遠くを見ましょう。危険回避のためにも。

最初は広い場所で練習を重ねて下さい。

乗っていて雨にあう場合があります。自転車が雨にぬれたときには晴れたときにいたわって上げましょう。まず
洗車、泥を流します。

その後充分乾かします。乾いたあとチェーンに、ひかえめに
油をさします。

100円ショップの自転車オイル、クレ556、専門店のチェーンオイルどれでも結構。
さした後しばらく自転車を走らせます。ギアチェンジを前後頻繁して前後のギアに均等に油がつくようにします。

その後チェーンのオイルをティッシュかタオルでふき取ってください。
自転車はいろいろなところにグリスが塗ってあります。オイルをかけるとグリスが溶け出します。
むやみなオイルはやめましょう。さした後は必ず拭きましょう。


3.輪行のしかた。自分で自転車を運ぶ場合

用意するもの、
輪行袋、オーストリッチのMTB用のものを買いましょう。\15000程度です。
この袋なら国内、海外の輪行に使えます。この袋にエンド金具、バンドが3本ほど入っています。
以下の解説はこの袋を使った輪行法です。別にオーストリッチから賄賂を貰っていません。

その外
15ミリのスパナ(ペダルをはずすのに使います)軍手(手が汚れないように)が必要です。

輪行する前にギアを前は一番大きいのに(アウター)後ろは一番小さいのにギアチェンジしておいて下さい。(写真:A-1,2,3)

まずブレーキワイヤーをはずします。前後です。(写真:A-4,5,6,7)
ブレーキのアームの上のところで、両方のアームを内側に手で押すとはずすところが判ります。

次にペダルを外します。ペダルとクランクの接合部分にスパナが入ります。ハンドルを持ち進行方向を向いた状態で進行方向ではずれます。左のペダルも進行方向ではずれます。(写真:A-8,9)

ペダルのネジ部分にR,、Lと刻印してあります。
初めて外すとき硬くしまっていて外れない場合があります。買った店で外してもらってください。


A-1:推奨空気圧の表示もタイヤに書いてあります。
最低から最高まで範囲を表示してます。
路面の状態、体重などから範囲の間で空気を入れてください。
路面が荒れてるときは低め、路面がいいときは高めです。

A-2:前は一番大きいギアー後は一番小さいギアーに分解する前にしておいてください。

A-3:チェーンはアウターへ。
チェーンがアウターでないとチェーンホイールの歯で輪行袋が破れ場合によっては怪我をします。

A-4:後輪は一番小さいギヤーへ。
でないと後輪が外しづらいです。
A-5:黒いブーツを右にずらしてみて下さい。
外すところが出て来ます。
A-6:ブレーキワイヤーを外します。
外したり、嵌めたり何回かやってみてコツをつかみましょう。

A-7:前ブレーキ。
同じようにブーツをずらして。
A-8:パイプ(白矢)を持ってレバー(赤矢)を矢印方向に押します。
何回か外したり嵌めたりしてコツをつかみましょう。

A-9:ペダルを外します。
ペダルとクランクの間に15ミリのレンチが入ります。
レンチは厚さが薄いものを買いましょう。
ペダルレンチという商品が専門店で売ってますが高いです。
100円ショップのレンチが合えばラッキーです。

A-10:ペダルを外すには左右とも進行方向に15ミリのレンチで回せば外れます。
つぎに自転車を逆さにしましょう。

ハンドルとサドルが地面です。
クランクをバンドでフレームに固定します。(写真:B-1)

車輪をフレームに固定しているクイックシャフトのクイックレバーを起こします。
反対側のナットが回るようになります。まわして外しましょう。円錐型のバネが出てきます。

シャフトを抜きます。反対側にも円錐形のバネがはいっています。
シャフトに外れたバネを差込ナットをはめ込んでおきます。

バネは細いほうが内側です。このバネはパンクなどのとき車輪を外しやすくするためのものです。
前後のシャフトを抜いて下さい。(写真:B-2,3,4,5,6)

前輪を上に持ち上げてみてください。外れるはずです。
ブレーキワイアを外してないとブレーキがタイヤにぶつかり外れません。
後輪も上に持ち上げてみてください。はずれるはずです。チェーンを手ではずしてください。

たるんでいるチェインを付属のバンドをチェインに通して引っ張りチェインがたるまないようにフレームにバンドを通して固定してください。(写真:B-7)
チェインがたるんだまま袋に入れるとチェインでフレームが傷つきます。

後ろの変速機(ディレイラー)のレバーを押してディレイラーの位置を一番内側にします。(写真:B-8,9)

以上で袋詰め前の準備は終わりです。袋を広げて袋の指示通りにフレームを置きチャックを閉めてみてください。ハンドルは90度曲げてください。(写真:B-10,11)
その後チャックを少しあけ袋の左右にあるポケットに外した車輪を入れてください。(写真:B-12,13,14,15)
後輪にはギアが着いていますがギアが内側になるように入れてください。

これでチャックをしめればほぼ完成です。固定するバンドが袋の外に二箇所あります。
このバンドの長さを調整し閉めてください。あと肩掛けバンドが着いています。
これも長さを調整し固定してください。(写真:B-16,17)

袋につめた状態では袋の上部の真ん中に自転車の前のギアがきます。(写真:B-18)
輪行前にまずチェインを前のギアを一番大きいのにするのは、このためです。

ここにチェインがかかってないとギアの歯が袋を破って思わぬ怪我をすることがあります。
チェインとギアをガムテープで固定すればベストです。

外したペダル、クイックシャフト、軍手、15ミリのスパナを袋の横にあるポケットに収納します。
これを忘れると走れませんよ。忘れた笑い話がありますよ。(B-19)

以上で輪行が出来ます。


B-1:クランクを紐で固定して下さい。
ベルクロが簡単です。

B-2:ナットを緩めてシャフトを抜きましょう。
バネが入ってます。無くさないように。
B-3:車輪を矢印方向に持ち上げると外れます。

B-4:ナットを緩めてシャフトを抜き前輪も外しましょう。
B-5:バネは細い方が内側です。

B-6:ナットを締めておきましょう。
B-7:ディレーラーレバーでディレーラーを中に入れると袋に入れたとき持ちやすいのとトラブル回避になります。
組み立てるときレバーで元に戻してから後輪を嵌めて下さい。

B-8:チェーンの緩みを取、チェーンでりフレームの傷を防ぐ為にバンドでチェーンを引っ張りましょう。
B-9:輪行袋を広げます。
サドルを置く場所がでて来ます。

B-10:サドル位置にサドルを置きます。
B-11:この辺りまでチャックを閉める。
閉まらないようならサドルが高いのでサドルを下げてください。

B-12:チェーンの位置で袋を守る。
この部分が上になるのでチェーンが歯に無いと思わぬ怪我をします。
B-13:輪行袋の横ポケットにスプロケットを内側にして後輪を入れましょう。

B-14:同じように前輪もポケットに入れましょう。
B-15:ハンドルを縦にして袋に収めます。

B-16:チャックを閉めます。
B-17:二本のバンドを閉めます。

B-18:二本のバンド。うまく締まると自立します。
B-19:外したクイックシャフト2本とペダル2個を輪行袋のケースに入れ輪行袋のポケットに入れましょう。

さて目的地に着いたら

袋のポケットからまずペダル、クイックシャフト、軍手、15ミリのスパナを出します。
チャックを開け2本の車輪を出します。

つぎにハンドルを所定の位置に回し,フレームが立つようにします。

後ろのディレイラーのハンドルにあるレバーを押してディレイラーの位置を一番外にします。(写真:C-1)
後輪の2番目に小さいギアにチェインをかけ後輪をフレームのはめます。(写真:C-2)
長いほうのクイックシャフトのナットとバネをひとつ外します。

そのシャフトをギアの反対側から車輪のハブに差込みます。バネをシャフトに入れます。
細いほうからです。そのあとレバーを立てナットを締めます。(写真:C-3)

レバーを倒します。硬いようならナットを緩め、簡単に倒れるようならナットを締めてください。
レバーのとめる位置は上向きフレームの向きに。(写真:C-4)チェインを張っていたバンドを外します。

前輪をフォークにはめます。後輪はギアで左右がわかりますが前輪はわかりません。
速度計が付いている場合はスポークに磁石が、フォークにセンサ発信機がついているので磁石と発信機が対面するのが正しい位置です。

付いていない場合はちょっと難しい。外す前に位置がわかるようにスポークに目印の色つきのビニールテープを付けるといいかも。

タイヤにはグリップのためにトレッドがあります。(写真:C-5)
後輪のトレッドを見て前輪のトレッドが同じ方向になるようにすればいいのですが。
タイヤには回転方向があります。普通タイヤの側面に矢印で表示してあります。(写真:C-6)
これも参考になります。
タイヤ交換の時には注意が必要です。逆さに付けるとタイヤの性能が出ません。

前輪をフォークにはめたらクイックシャフトで固定します。(写真:C-7)
レバーが後輪と同じ側にしてください。レバーは上向き。フォークと平行です。(写真:C-8)

自転車を逆さまにします。タイヤを地面に。ペダルを付けます。
ペダルの刻印を見て左右を確認してください。(写真:C-9)
右側は時計方向(後退方向)です。手で回してはいるはずです。入らない場合は左右が間違ってる。

刻印を再度確認してみて下さい。左側は反時計回り(後退方向)です。 (写真:C-10)
手で回して入るところまで入れ最後にスパナを使って締めましょう。
きつく締める必要はありません。駄目なら自転車の先輩に教わりましょう。

ワンタッチペダル使用の場合、ストッパーリングを忘れずに。(写真:C-11)
最後にブレーキのワイアーをかけ、終了。これを忘れると命を落としますよ。

ブレーキワイヤーがちゃんとしてますか。特にブレーキレバーのところから出ているワイヤーが外れていることがないかチェックしてみましょう。

大丈夫なようなら走ってみましょう。走りながらギアチェンジ、ブレーキを使って見てください。
初心者が一人で輪行はしないはずです。

出発は一人ですが集合地には仲間がいるはずです。おかしいようでしたら仲間に見てもらいましょう。

C-1:ディレーラーレバーでディレーラーを中に入れると袋に入れたとき持ちやすいのとトラブル回避になります。
組み立てるときレバーで元に戻してから後輪を嵌めて下さい。

C-2:後輪の二番目のギアーへチェーンをかけ後輪をエンドに嵌めます。
C-3:クイックシャフトを入れナットを締めレバーで固定します。
レバーはディレイラーの反対側になるよう差し込みます。
両側にバネが入ります。

C-4:レバーはこの位置にして下さい。
C-5:前輪を嵌める前に後輪と前輪のトレッドを合わせ前輪の左右を判断します。 C-6:タイヤの回転方向の表示がタイヤにあります。
タイヤをリムに嵌めるときに必要です。

C-7:前輪をフォークに嵌めクイックシャフトを差しナットを締め、レバーで固定します。
バネが両側に入ります。
レバーは後輪と同じ側に。

C-8:レバーはこの位置にしましょう。
C-9:ペダルのには左右を表示する刻印があります。
この刻印を確認してクランクにペダルを嵌めます。
ネジは左右とも後退方向です。
手で回して嵌めてみてください。
ある程度はいるはずです。

C-10:最後にレンチで締めます。
締めるのはは左右とも後退方向です。
C-11:ワンタッチペダルの場合はストッパーリングを忘れずに。
ないと時々ペダルが外れますよ。
ストッパーリングは補充用に専門店で売っています。

4.輪行の仕方。自転車を運送会社に預ける、飛行機に乗せる場合。

国内で電車、バスなので自転車を自分で運ぶのは以上の輪行方法でいいのですが宅急便、飛行機に預ける場合はさらに対策が必要です。

特に海外に飛行機で運ぶ場合は要注意です。
重いので引きずる、重ねる、放り投げるは当たり前です。

自転車を飛行機に預けるときに壊れても文句は言いませんと確認のサインをしないと乗せてくれません。
ダメージを保障してもらうには保険に入るしかありません。

でも目的地について自転車がこわれ乗れなかったら何のための旅なのか。
これを防ぐには輪行袋ではなく、ハードケース、自転車出荷輸送用のダンボール箱を自転車屋から貰いこれにつめる、飛行機輸送を前提にした自転車とそのケースを買う(バイクフライデー)があります。
でも100回以上輪行袋で飛行機で移動してますがほとんど問題は起きません。

意外と自転車は頑丈です。しかし3で紹介した輪行方法にに加えて次の対策が必要です。

リアーディレラーをアーレンキーでフレームからはずし(写真:D-1)エンド金具を取り付けます。
付属のエンド金具を組みたてます。コの字の金具とパイプ、5ミリ幅のワッシャー、バネ2つ、クイックシャフトの5つです。

まずクイックシャフトのナットを外し、太い方からバネをシャフトに差し込んでください。
次にコの字の金具の左右穴が開いている間にパイプ、ワッシャーを置き口の字にし、穴にシャフトをつっこみます。

反対からシャフトが出てきたらはバネを細い方から、その後ナットを5,6回、回して下さい。
これでクイックシャフトにレバー側から、バネ、コの字金具、ワッシャー、パイプ、コの字金具、バネ、ナットの順になっているはずです。(写真:D-2,3,4,)

このエンド金具を外した後輪のところにはめます。(写真:D-5)
はめたところでレバーをシャフトの延長になるように起こしナットを締めましょう。(写真:D-6)
しまったところでレバーを倒して下さい。倒れないようならナットを少し緩める。
簡単に倒れるならナットをもっと締めてからやり直し。

このエンド金具は運送時のフレームのダメージを防止するためのものです。
簡単に外れるようでは用をたしません。

ディレーラーのついていたエンドとエンド金具を同じ方向に合わせエンド金具がずれないように硬く閉め
更にエンドとエンド金具をずれないように紐なので縛ってください。(写真:D-7)
はずしたディレイラーはタオルに包んでガムテープでフレームの適当なところに固定します。(写真:D-8)

フォークの変形を防止するには、運送用にはプラスティックの物があります。(写真:D-9)
自転車屋さんに頼むとただで貰えますよ。商品もありますが。

さらに輪行袋の4隅の内ハンドル、フォーク、エンド金具の部分を包装材で保護しましょう。(写真:D-10,11)

ワンタッチペダルの場合ペダル取り付け部分も取り外すか、包装材で保護が必要です。(写真:D-12,13)
こうしても引きずられて輪行袋は穴が出来ます。消耗品だと思ってあきらめるしかないようです。
穴があいたら内側から布製のガムテープを張って補修してます。

袋のチャックのつまみの部分をガムテープを張りましょう。チャックが開き中の物が出ないよう。
また肩紐は預ける前にはずし輪行袋に入れることをお勧めします。

目的地に着いてディレーラーの取り付けは自分ではやらず自転車の先輩に頼みましょう。
こつを教わり自分で出来るようにしましょう。

自転車を航空会社に預けると必ずタイヤの空気は抜きましたかと尋ねられます。
上空で空気圧が下がるのでタイヤがバースト(破裂)するので空気を抜いてくださいとの確認です。
適当に空気を抜いておいてください。

でも最初はまじめに抜いていましたが最近は抜いていません。尋ねられると抜きましたと答えますが。
タイヤがバーストするようでは手荷物の中にバーストするものが沢山あるのにバーストしないからです。
最近の飛行機は荷物室も加圧してます。心配なら空気を抜きましょう。

近場の輪行は自分で運びますが遠くに行く場合はクロネコ大和に頼めます。
日本サイクリング協会がクロネコ大和と契約しています。

ツールド能登などのようなサイクリング大会は出発地、個人の場合はホテルなどの宿泊地を指定して送ります。ほぼ日本中\2000以下で送れます。

飛行機の場合は飛行場を指定して送れます。クロネコ大和でもデポによっては取り扱ってもらえるのですが断られる場合があります。

空港専門の宅配会社があります。自宅から出発の飛行場まで運んでくれます。
JAL ABC  0120−919−120
ANA スカイポーター  0120−007−952
\3000と保険料をとられます。

いくらの自転車ですかと依頼時に尋ねられますので\50000と答えると保険料は\50かな。
出発の前々日に頼めば充分です。出発日と便名を聞かれます。

乗る飛行機と運送業者は関係ありません。ABCで頼んでANAに乗っても問題ありません。
出発ロビーに受け取りオフィスがあります。
インターネットで予約出来、割引があります。

D-1:このネジでディレイラーは外れます。

D-2:白矢バネ、赤矢ワッシャー
D-3:用心棒の組み立て、矢印はバネ D-4:エンドに用心棒の取り付けます。

D-5:エンドに用心棒の取り付けます D-6:この位置で固定し、ディレーラーの取り付け金具を保護してください。

D-7:更に保護して輪行袋が破れないようにしましょう。 D-8:外したディレーラーをタオルで包んで吊るします。

D-9:前輪用心棒、自転車屋さんで貰えます。

D-10:布、ダンボールなどで保護します。
袋の破れ防止です。

D-11:ギアーをこのように保護しましょう。
ギヤーの保護です。


D-12:委託の場合はアンカーもはずしましょう。
着けたままだと輪行袋が破れます。
外し方はペダルと一緒です。
左右とも進行方向にレンチで回せば外れます。

D-13:アンカーには左右の刻印があり確認して嵌めます。
左右とも後退方向です。
手で嵌め最後の締めにレンチを使いましょう。


以上マスターすれば先輩との輪行サイクリングは問題なく楽しめます。

パンク修理、タイヤの交換が出来ればMTBは初級卒業です。
先輩に教わりましょう。
中公新書を読んでいればこの解説はわかるはずだと書いた
つもりですが判った人が判らない人に説明するのは難しいものです。

もし疑問点があればメールを下さい。お答えしこの解説を更新します。


                                 
 
         シルクロード雑学大学(歴史探検隊)放浪学科初等科
                                   吉川 達也
                            
2009年2月3日第5版
 
                                                                 


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