朝食と昼食は、ドライバーが調理してくれた。トマトと卵を炒めたり、イラン料理の缶詰を温めてくれたり。「高倉健を知っている」「他に日本人は、ブルース・リーもジャキー・チェーンも知っている」というドライバー。「ああ、それは香港人」とか応えながら食事が進む。日本人にとって「イラン人もイラク人も」区別がつかないようなものだろう。(イランにて)