2. Tamga to Barskoon Pass

Tamga を出発しBarskoon村に行く手前で右折します。この道路は青酸ソーダ流出事件によりBarskoon村を通らない新しい道路として建設されたようです。問題の詳細や補償などはCameco社のホームページに掲載されています。
上の地図でBarskoon村から下に赤い丸で四つ目の地点から上の赤い丸は道路を外れています。これが新道路です。
1998年、Bedel峠の方向にあるKumtor金鉱山に青酸ソーダを運ぶトラックが横転し積んでいた青酸ソーダコンテナが6m下の川に転落し、約1.8トンが流出した。トラックは5台編成で各々6mのコンテナに20トンの青酸ソーダを積んでいて。4台目のトラックが転落した。


渓谷はBarskoon渓谷と云われ、素晴らしい景色です。滝もいくつかあります。

TamgaからBarskoon Passまでは2200mの上り。最後の7kmの勾配は特にきつい、2007年にここを自転車で下った。ジグザグ道、路面は細かい砂、特にジグザグの曲がりの地点は砂が溜まり簡単には曲がれない。
ここをオンボロトラックと抜きつ抜かれつ、本当にイヤだった。まさか安全第一の私が競争したのではない。相手が途中で止まるからそこを抜くと、後から追い越して行く。追い越されるとき、荷台から何か落ちて来ないか心配だった。
なぜトラックが途中で止まるのか帰国後も気になっていた。最近になって、あれはブレーキ関係を冷やしているのではという事に気が付き、今更ながら冷や汗をかいている。現地では大いに気をつけましょう。
しかし、この標高差2200mのダウンヒルは実に豪快、楽しいものです。今年も挑戦しましょう。

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