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「『ツール・ド・シルクロード20年計画』へ参加したいけれど、どんな自転車をかったらいいのか」という相談がたくさんあります。そこで、自転車の選び方を紹介します。 |
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○ | マウンテンバイクがお薦め | |
『ツール・ド・シルクロード20年計画』の参加者には、マウンテンバイクを薦めています。 その理由は、メンバーの多くがマウンテンバイクを利用しているからです。 パンクした時、チューブが共通ならば、互いに融通し会うことができます。 また、頑丈にできているので、輸送時のトラブルも少ないと考えます。 |
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○ | 近くでマウンテンバイクを扱っている自転車へ行こう | |
「では、どこへいったら買えるのか」という質問もあります。 自宅の近所で、マウンテンバイクを扱っている自転車屋さんを利用することを薦めています。 というのも、ちょっとしたことでも気軽に相談できるからです。 例えば、自転車を持って電車に乗り、空いているサイクリングロードを走るとします。電車に乗るときには、自転車の前輪と後輪をはずし、専用の袋に入れます。この袋のことを輪行袋(りんこうぶくろ)といいます。 輪行袋に自転車を入れるためにタイヤを外したり、取り付けたりといった作業は簡単です。 しかし、最初は戸惑うものです。そんな時、近くの自転車屋さんで買っていれば、気楽に手伝ってもらったり、相談したりできます。 また、自転車を選ぶ際に、お店に並んでいる自転車にまたがって、自分の体の大きさにあった自転車を選ぶことも大事です。自転車のサイズが合わないと、お尻や肩、腰などが痛くなりがちです。 さらに、自転車屋さんの御主人がツーリングを楽しんでいたりするお店を選びましょう。お客さんと一緒にツーリングを楽しんでいる自転車屋さんの御主人は、たくさんいます。 国内のサイクリングロードを中心に日帰りか1泊程度、舗装していない山道、マウンテンバイクのレースに出場、数ヶ月の海外ツーリングなど、自転車でどんなスタイルの遊びをするのか。利用の仕方を話して、自分だけの1台を選んでください。 |
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○ | タイヤはスリックがいい | |
シルクロードを自転車で走ると聞き、砂漠を走ったり、とんでもない悪路を走行すると思い浮かべる人が多いようです。 しかし、実際には、ほとんどの道路が舗装されています。とはいっても、簡易舗装レベルです。 また、路面の補修が完全でないために、穴ぼこだらけの地域もあります。 「ツール・ド・シルクロード20年計画」に参加を希望する人には、マウンテンバイクで、スリックタイヤかこれに近いタイプのタイヤをお勧めします。 |
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ヘルメットと手袋は必需品 |
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「ツール・ド・シルクロード20年計画」の参加者には、ヘルメットの着用を義務付けています。
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○ | サイクルメーターをつけて楽しみながらサイクリング | |
サイクルメーターがあると、とっても便利です。 今日は中々スピードが出ないということならば、疲れているのかもしれません。快調に飛ばしていても、長い距離を走るときには、抑えて走行することもテクニックです。 また、スピードを出しすぎをチェックして、坂道でのスピードを抑えることもできます。 何よりも、10km、20kmと走った距離が眼で確認できるのがいい。トレーニングの時も走行距離の積み重ねは、とても励みになります。 |
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○ |
トレーニングをみんなで愉しもう |
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「1日に100kmも走ったことがないけれど、『ツール・ド・シルクロード20年計画』に参加できますか」という質問も多いのです。 「トレーニングすれば、1日に100km走れるようになりますよ」と答えています。 日本アドベンチャーサイクリストクラブのメンバーで、世界一周したメンバーの話しを聞いてみると、「出発前に北海道を一周した」「最初の1週間は、あまり走らない。膝の筋肉がついていないので故障の原因になるから」という答えが返ってきました。 『ツール・ド・シルクロード20年計画』では、18日間の中、9日間を走行にあてています。18日×20回で360日となる。 『ツール・ドシルクロード20年計画』にすべて参加すれば、1年間の時間をシルクロードを自転車で見聞する時間にあてた事になります。 コツコツとライフワークに取り組むことで、大きなテーマに取り組むことができることを、数字で示しています。ところが、膝の筋肉がついた頃には、走行は終えている状態です。 ならば、事前のトレーニングが必要です。 トレーニングの時には、30分に一回の休憩を取りましょう。 そうすれば、お尻が痛くなることはありません。また、メーターでスピードを見て、思っているよりもスピードが出ていなかったら、疲れていると思って休憩してみましょう。休憩時間は、5分から10分が適当です。 また、シルクロードでは、集団走行です。集団走行のトレーニングも大切です。お互いの体力を知っていたり、気心の知れる仲間のいることも、安全のために力となります。 最初は1日に40kmから50km。これになれたら70kmくらい。こうして距離を伸ばしていきます。80kmを越えると、疲れてきます。 集団走行の場合、車間距離を広げる工夫が必要となる走行距離です。 「疲れた」とぐちれば、「わたしも」と返事が返ってきます。それだけで、心にゆとりが生まれます。なるべく、仲間たちとサイクリングを愉しみましょう。 パンク修理くらい自分でやろう 「ツール・ド・シルクロード20年計画」の参加者に中には、「みんなと一緒だから、パンクしたら誰かがやってくれる」という考えの人がいます。確かに現地では、パンクが発生すれば、チューブを貸してくれたり、素早くチューブを交換したりしてくれる人が現われます。ただし、これはチューブ交換の時間が長くなりすぎると、宿舎に到着する時間が遅くなるから手伝ってくれるだけなのです。 国内で、一人でトレーニング中でもパンクは発生します。そんな時、自分で修理できれば、続けてサイクリングを楽しめます。パンク修理くらいは、自分でできるようにしましょう。まずは、自分で空気を抜いてチューブを外してみてください。 |
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