カザフスタンのある集落では、ホテルの前がとてもにぎやかだった。出かけてみると、三人の男性が 民族楽器を演奏している。この家の奥さんの一三回忌だという。庭の奥に勧められるままに入ると、 ドンブラという楽器を弾きながら歌う吟遊詩人がいた。奥さんの生前のことを歌っているという。この 吟遊詩人は、アクィンと呼ばれている。家の人は、丁重に対応していた。