3. Barskoon Pass to Kara-Say |
本来のコースはBarskoon Pass から一直線にSook Pass 4021mを超えてBridgeを渡りKara-Sayに行くのだが、橋が2007年9月の時点では壊れており通過出来ない。そのため上記の様に迂回する。途中に岩絵がある。 迂回路のどこかでテント泊の予定。ここから禁酒。 朝夕は寒いでしょうが朝焼け夕焼けの景色は素晴らしいでしょう。 上記の地図は2枚を貼り合わせてある。なぜか抜けがある。キルギスの地図を扱うのは苦労が多い。基本的なところで裏切られ無駄な時間を費やす事を強いられる。具体的には下記の通り。 ・キリル文字の20万分の1の地図がほぼ全国をカバーしているが、地図の大きさが異なる。枚数を最小にするためらしい。 ・地図そのものは正しいのであろうが、上下左右の緯度・経度の表示が信用できない。緯度・経度の表示、表示間隔が明らかに間違っていたり、左右・上下の表示が一致しないケースはざらにある。 ・緯度・経度の上下・左右の表示を結ぶと地図の上下・左右の辺と平行にならず斜めになることも多い。緯度または経度だけ斜めになることもある。 ・こうなると何を信じてよいか分からなくなる。 その結果一番困るのは折角GPSデータを取ってきても地図上に表示するには現物合わせの補正作業が必要になることであり、特に高低図の作成は苦労する。大分苦労した結果、現在は相手の状況を理解して、振り回されないように楽しく付き合っている。 地図を通してキルギスの国情が見えてくる。これも楽しい。 なお、等高線図はNASAのデータSRTMを使っている。 |
等高線50m間隔。 |
迂回路は下りであり自転車走行を楽しめると思う。ただし高度が3300〜3800mなのでやや心配である。 |
Kara-Sayの手前の橋Bridgeが修復されていた場合は迂回路を通らずSook Passを越える道を通れる。多分まだ、修理はされていないであろう。 |
Sook Passは標高4021m。 |
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