障害のために車イス生活となったけれど、サポートを得て車イスでオーストラリア4200kmを横断した女性のルポです。
宮崎は、大学3年生の時、登山中に滑落事故で両足の自由を失った。 それでも、不慮の事故から3年経た1991年10月14日、 オーストラリアの西海岸にある春のパースを車イスで出発。
そして、198日目の1992年4月28日に東海岸・秋のシドニーに到着し、 腕力によるオーストラリア大陸4200kmの横断に成功した。23歳であった。
読めば元気をもらえることでしょう。
この原稿は、雑誌『ポカラ』の第7号(1998年3月発行)に掲載されたものに、加筆しています。
歴史探検隊の主催している『ツール・ド・シルクロード20年計画』では、車イスを利用しているけれどもシルクロードを旅したいという人の参加も歓迎します。サポーターを探すのもお手伝いします。
自転車やウォーキングの参加者同様に、出発までトレーニングに励んで体力と気力を高めて臨んでください。
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